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※イベントはすべて終了しました。

開催決定記念トークイベント第1弾!「なぜに今になってこのような形で描き始め、とまらなくなってしまっているのか」

出 演:宇川直宏
日 時:2016年11月26日(土)17:00-19:00
会 場:司3331(〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-19)(Website
参加費:1,500円(ワンドリンク)
申し込み:先着順(30名)/氏名と人数を明記の上、info@ithasgrown.com宛にメールでお申し込みください。

二十年来の知己である宇川直宏が「今になってこのような形で描き始め、とまらなくなってしまっている」佐藤直樹の現在を徹底解剖。これはアートなのか。それともアート以外の何かなのか。独特の行為に結びつく衝動をソウルとブルースをキーワードに読み解く試み。

【プロフィール】
宇川直宏 1968年、香川県生まれ。グラフィックデザイナー、映像作家、ミュージック・ビデオディレクター、VJ、文筆家、京都造形大学教授、”現在美術家”など、多岐にわたる活動を行う全方位的アーティスト。2010年3月に個人で開局したライブストリーミング・チャンネル「DOMMUNE」は、開局と同時に記録的なビューアー数となり、国内外で話題を呼ぶ。

開催決定記念トークイベント第2弾!「モダンのあとさき:絵画に類するものをめぐる体験について」

出 演:原田マハ
日 時:2016年12月6日(火)19:00-21:00
会 場:3331 Arts Chiyoda(〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14)地下1階マルチスペース(Website
参加費:1,500円(ワンドリンク)
申し込み:先着順(40名)/氏名と人数を明記の上、info@ithasgrown.com宛にメールでお申し込みください。

空きビルの合法的スクウォッテイングを謳い伝説となった建築・デザイン・アートの複合イベント「セントラルイースト東京」(2003-2010)のコアメンバーでもあった二人。だが、意外にもこれまでアートそのものについては語り合って来なかった。語らずとも通じた両者の根っ子で生き続けていたアート体験とは。

【プロフィール】
原田マハ 1962年、東京都小平市生まれ。森ビル森美術館設立準備室在籍時、ニューヨーク近代美術館に派遣され同館にて勤務。2005年『カフーを待ちわびて』でデビュー。2012年の『楽園のカンヴァス』は山本周五郎賞などを受賞しベストセラーに。アートを扱った作品として『ジヴェルニーの食卓』『太陽の疎』『モダン』『暗幕のゲルニカ』『デトロイト美術館の奇跡』『リーチ先生』などがある。

開催決定記念トークイベント第3弾! 秘境の東京ナイト@ 6次元「秘境の東京。そこで生えている。」の前にあったことなど<文字と即興~荻窪派 町と本~秘境の荻窪>

出 演:大原大次郎・佐藤直樹
日 時:2017年1月26日(木)19:30-(19:00開場)
会 場:6次元(http://rokujigen.blogspot.jp/
参加費:1,500円(ワンドリンク)
申し込み:件名を『秘境の東京ナイト』とし名前、人数を明記の上、下記までお申込みください。
rokujigen_ogikubo@ yahoo.co.jp  ナカムラ宛
※本イベントは6次元主催です。

佐藤直樹の初個展は、荻窪のブックカフェ6次元で行った「秘境の荻窪」(2013)だった。その「秘境の荻窪」は、大原大次郎さんと組んで開催した「文字と即興」(2010/アーツ千代田 3331)と「荻窪派 町と本」(2011/6次元)をきっかけに生まれたものだった。ということは「秘境の東京。そこで生えている。」には大原大次郎さんの成分も入っているのだろうか。

【プロフィール】

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大原大次郎
1978年神奈川県生まれ。タイポグラフィを基軸とし、エディトリアル、CI、宣伝美術等に従事するほか、展覧会やワークショップを通して、言葉や文字の知覚を探るプロジェクトを多数展開する。近年のプロジェクトには、重力を主題としたモビールのタイポグラフィ〈もじゅうりょく〉、山岳写真と登山図を再構築したグラフィック連作〈稜線〉などがある。2014年JAGDA新人賞、東京TDC賞受賞。

 
イベントについて詳しくはこちら→6次元(http://rokujigen.blogspot.jp/

トークイベント「知覚と表現とリテラシーについて:ただ描いているだけという状態をめぐって」佐藤直樹×岸野雄一×細馬宏通

出 演: 岸野雄一・細馬宏通・佐藤直樹
日 時: 2017年3月22日(水)19:00-21:00(開場18:50頃)
会 場: DOMMUNE STUDIO(東京都渋谷区東4-6-5 ヴァビル B1F)
http://www.dommune.com/
参加費: 1,500円
申し込み: DOMMUNEのサイトからお申込みください。
番組の視聴をご希望の方は配信時間にDOMMUNEにアクセスしてください。

長年のアートディレクターのキャリアと関係なく突如壁画を描き始め100メートルを越えてなお進行中の佐藤直樹、音楽家・著述家・俳優の顔を持ち「正しい数の数え方」「コンビニDJ」「トット商店街」等々で話題のスタディスト・岸野雄一、視聴覚文化に対する独特のアプローチとバンド「かえる目」の活動でも注目される人間行動学者・細馬宏通。この三者は以前から「知覚」「感覚」を巡る談義を続けて来ました。今回、展示規模が膨らみ過ぎてクラウドファンディングによる資金集め中となっている佐藤の個展「秘境の東京、そこで生えている」(4/30-6/11@3331)の直前企画として、このよくわからない状況の読み解きが試みられます。個展に合わせて発売される『無くならない─アートとデザインの間』(晶文社)にも掲載される鼎談の最新バージョンです。

【プロフィール】

岸野雄一
1963年、東京都生まれ。東京藝術大学大学院映像研究科、美学校等で教鞭をとる。「ヒゲの未亡人」「ワッツタワーズ」などの音楽ユニットをはじめとした多岐に渡る活動を包括する名称としてスタディスト(勉強家)を名乗る。プロデュース・脚本を手掛け、自らが主演した音楽劇「正しい数の数え方」は2015年、第19回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門の大賞を受賞。
http://www3.tky.3web.ne.jp/
 

細馬宏通
1960年生まれ。滋賀県立大学人間文化学部教授。人どうしのコミュニケーションにあらわれる声と身体動作の関係を研究している。著書に、高齢者と介護者の声とからだの動きをとらえ直す「介護するからだ」(医学書院)、古今東西の歌のきこえ方を論じる「うたのしくみ」(ぴあ)の他、「今日の『あまちゃん』から」(河出書房新社)、「ミッキーはなぜ口笛を吹くのか」(新潮選書)、「浅草十二階(増補新版)」「絵はがきの時代」(青土社)など。バンド「かえる目」では作詞・作曲とボーカルを担当。

4/30(日)トークセッション 小池一子×中村政人×佐藤直樹

日程:2017年4月30日(日)
開場:13:00
時間:13:30-15:00
会場:メインギャラリー
入場料:無料
定員:40名(先着)
チケットの購入はこちら:http://peatix.com/event/254668

本展覧会の実行委員長である小池一子、副委員長でありアーツ千代田 3331のディレクター中村政人と佐藤直樹が展覧会について語ります。

【プロフィール】


撮影:高木由利子

小池一子(こいけ かずこ)
東京生まれ。「無印良品」創業以来アドヴァイザリー・ボード。武蔵野美術大学名誉教授。1983年~2000年日本初のオルタナティブ・スペース「佐賀町エキジビット・スペース」創設・主宰。現代美術の新しい才能を国内外に送り出した。2000年、ヴェニス・ビエンナーレ第7回国際建築展 日本館「少女都市」企画・展示監修。2012年21_21 DESIGN SIGHT(ミッドタウン)「田中一光とデザインの前後左右」 他、公私立の美術館への企画参加も多い。2011年より「佐賀町アーカイブ」として、佐賀町エキジビット・スペースの活動と資料、作品コレクションを検証し,公開を期している。近著に「ISSEY MIYAKE 三宅一生」TASCHEN刊。2016年4月より十和田市現代美術館館長。

中村政人(なかむら まさと)
1963年秋田県大館市生まれ。アーティスト。3331 Arts Chiyoda統括ディレクター。東京藝術大学絵画科教授。美術と社会との関わりをテーマにプロジェクトを進める社会派アーティスト。第49回ヴェネツィア・ビエンナーレ(2002年)日本代表。1998年よりアーティストイニシアティブコマンドN主宰。富山県氷見市、秋田県大館市等、地域再生型アート・プロジェクトを多数展開。プロジェクトスペース「KANDADA」(2005~2009)を経て2010年6月よりアーティスト主導、民設民営のアートセンター「アーツ千代田3331」(東京都千代田区/秋葉原)を立ち上げる。著書「美術と教育」等多数。平成22年度芸術選奨受賞。2011年より震災復興支援「わわプロジェクト」、2012年より東京・神田のまちの創造力を高めるプロジェクト「TRANS ARTS TOKYO」を始動。

5/2(火)ライブ 池間由布子「ただそこで」

日程:2017年5月2日(火)
開場:19:00
時間:19:30-21:00
会場:メインギャラリー
入場料:前売り2,000円 当日2,500円
定員:40名
チケットの購入はこちら:http://peatix.com/event/254753

佐藤直樹がアルバム「明るい窓」のジャケットデザインをするなど、関係が深い池間由布子さんによるアコースティックライブです。

※展覧会は休場日となります。

【プロフィール】

池間由布子(いけま ゆうこ)
2013年8月、ミニ・アルバム『エクスキューズ、ミイ』をテニスコーツが運営するmajikickレーベルから発表。2015年1月『しゅあろあろ』、2016年12月『明るい窓』を自主リリース。

5/4(木・祝)落語+トーク 立川吉笑×佐藤直樹「吉笑ゼミ。」

日程:2017年5月4日(木・祝)
開場:18:30(展覧会18:00閉場)
時間:19:00-21:00
会場:メインギャラリー
入場料:前売り2,000円 当日2,500円
定員:50名
チケットの購入はこちら:http://peatix.com/event/254757

落語家立川吉笑さんによる、落語とトークです。佐藤さんの個展に向けた新作落語を披露していただく予定です。

【プロフィール】

立川吉笑(たてかわ きっしょう)
落語家。1984年生まれ、京都市出身。2010年11月、立川談笑に入門。わずか1年5ヵ月のスピードで二ツ目に昇進。「立川流は〈前代未聞メーカー〉であるべき」をモットーに、気鋭の若手学者他をゲストに迎えた『吉笑ゼミ』の主宰や、初の単著『現在落語論』(毎日新聞出版)の刊行、全国ツアーを開催するなど、業界内外の注目を集める。メディアへの露出も増えており、音楽情報番組『MUSIC B.B.』、NHK Eテレ『デザインあ』、ネット配信『WOWOWぷらすと』などにレギュラー出演中。

5/5(金・祝)ナイトツアー 山崎阿弥「声が灯す夜のとばり」

日程:2017年5月5日(金・祝)
受付開始:20:00
開場:20:30
時間:20:30-21:30
会場:メインギャラリー
入場料:前売り2,000円 当日2,500円
定員:30名
チケットの購入はこちら:http://peatix.com/event/254765

照明を落とした暗い会場内を、声のアーティスト山崎阿弥さんに導かれて廻るパフォーマンスツアーです。声の小さな灯りに伴われて、夜の森を旅するように佐藤直樹さんの描く世界を一緒に歩いてみませんか。 昼間の展示とは異なる絵の神秘が垣間見えるかもしれません。
なお、この ナイトツアーは言葉で作品を解説するものではありません。薄暗い闇のなか、空間に放たれた声を手掛かりに、耳と目と体を澄ませて、さあ、絵の中へ。ふだんは眠っているあなたの“想像する力”が、あなたの足元を照らすでしょう。
演出:生西康典/照明:小駒豪

※ツアーは40~50分程度を予定しています。
※開場/開演の5分前までに必ず受付を済ませてください。

【プロフィール】


撮影:ナシモトタオ

山崎阿弥(やまさき あみ)
声のアーティスト、映像・造形作家。声で空間の音響的な陰影を感得し、その影や光を引き出す/失わせることを試みる。2017年はACCグランティとしてNYで滞在制作、『精霊の守り人』(NHK)にナレーションと声の出演。近作に「声の徴候|声を 声へ 声の 声と」(京都芸術センター、2016年)。

5/9(火)トークセッション 原田マハ×佐藤直樹

日程:2017年5月9日(火)
開場:19:00
時間:19:30-21:00
会場:1F ラウンジ
入場料:前売り1,000円 当日1,500円
定員:45名
チケットの購入はこちら:http://peatix.com/event/254795

「セントラルイースト東京」(2003-2010)のコアメンバーであった2人が昨年12月6日のトークで語りきれなかったことを語りつくします。

※展覧会は休場日となります。

【プロフィール】


撮影:森 栄喜

原田マハ(はらだ まは)
1962年、東京都小平市生まれ。森ビル森美術館設立準備室在籍時、ニューヨーク近代美術館に派遣され同館にて勤務。2005年『カフーを待ちわびて』でデビュー。2012年の『楽園のカンヴァス』は山本周五郎賞などを受賞しベストセラーに。アートを扱った作品として『ジヴェルニーの食卓』『太陽の疎』『モダン』『暗幕のゲルニカ』『デトロイト美術館の奇跡』『リーチ先生』などがある。

5/12(金)ライブ 表現「表現(Hyogen) – 音楽の生えるところ」

日程:2017年5月12日(金)
開場:19:30(展覧会18:00閉場)
時間:20:00-21:30
会場:メインギャラリー
入場料:前売り2,500円 当日2,800円
定員:40名
チケットの購入はこちら:http://peatix.com/event/254883

「川俣正・東京インプログレス」「瀬戸内国際芸術祭」「大地の芸術祭」を始め、作品空間を使った音楽パフォーマンスや滞在制作など、美術分野と深く関わりながら活動する音楽グループ「表現(Hyogen)」によるライブコンサート。本個展をテーマにした新曲も含む楽曲群を、即興演奏を交えて構成・演奏します。

【プロフィール】

表現(Hyogen)
失えないものたちを乗せて漕ぎ行く音楽の箱舟。2005年に東京藝術大学に発足。即興演奏を下敷きとした作曲を特色とし、現代のフォークロアを目指す音楽性は「未知の故郷が見える」と賞される。本公演では権頭真由(アコーディオン/歌)、佐藤公哉(ヴァイオリン/歌)、古川麦(ギター/歌)によるトリオ編成。

5/13(土)ライブ CANTUS「silence 03」

日程:2017年5月13日(土)
開場:19:00(展覧会18:00閉場)
時間:19:30-21:00
会場:メインギャラリー
入場料:前売り2,500円 当日2,800円
定員:40名
チケットの購入はこちら:http://peatix.com/event/254898

佐藤直樹の植物群と響き合うグレゴリオ聖歌の歌声。メンバーがそれぞれギャラリー内をアカペラで唄いながら歩きます。

急遽決定!ゲストに山川冬樹参加!!

【プロフィール】

CANTUS(カントゥス)
ラテン語で「歌」を表す「CANTUS」(カントゥス)は、グレゴリオ聖歌を始めとする教会音楽をレパートリーとしながら、坂本龍一、七尾旅人、haruka nakamura等多くのアーティストと共演を重ねる聖歌隊。コーラスを軸に独自のスタイルで活動中。2016年より「坂本美雨 with CANTUS」としてもアルバムをリリースしている。
https://youtu.be/OQdTHcKwKsk

5/18(木)ナイトツアー 山崎阿弥「声が灯す夜のとばり」

日程:2017年5月18日(木)
受付開始:20:00
開場:20:30
時間:20:30-21:30
会場:メインギャラリー
入場料:前売り2,000円 当日2,500円
定員:30名
チケットの購入はこちら:http://peatix.com/event/254900

照明を落とした暗い会場内を、声のアーティスト山崎阿弥さんに導かれて廻るパフォーマンスツアーです。声の小さな灯りに伴われて、夜の森を旅するように佐藤直樹さんの描く世界を一緒に歩いてみませんか。 昼間の展示とは異なる絵の神秘が垣間見えるかもしれません。
なお、この ナイトツアーは言葉で作品を解説するものではありません。薄暗い闇のなか、空間に放たれた声を手掛かりに、耳と目と体を澄ませて、さあ、絵の中へ。ふだんは眠っているあなたの“想像する力”が、あなたの足元を照らすでしょう。
演出:生西康典/照明:小駒豪

※ツアーは40~50分程度を予定しています。
※開場/開演の5分前までに必ず受付を済ませてください。

【プロフィール】


撮影:ナシモトタオ

山崎阿弥(やまさき あみ)
声のアーティスト、映像・造形作家。声で空間の音響的な陰影を感得し、その影や光を引き出す/失わせることを試みる。2017年はACCグランティとしてNYで滞在制作、『精霊の守り人』(NHK)にナレーションと声の出演。近作に「声の徴候|声を 声へ 声の 声と」(京都芸術センター、2016年)。

5/19(金)山川冬樹「世界内部空間」

日程:2017年5月19日(金)
開場:20:00(展覧会18:00閉場)
時間:20:30-21:30
会場:メインギャラリー
入場料:前売り2,000円 当日2,500円
定員:40名
チケットの購入はこちら:http://peatix.com/event/254902

展示室にてトゥバ共和国に伝わる伝統歌唱ホーメイや、心臓の鼓動を用いたパフォーマンスなどを行います。ゲストに CANTUS の太田美帆。

【プロフィール】

山川冬樹
ホーメイ歌手/現代美術家。自らの声・身体を媒体に視覚、聴覚、皮膚感覚に訴えかける表現で、音楽/現代美術/舞台芸術の境界を超えて活動。己の身体をテクノロジーによって拡張するパフォーマンスを得意とし、これまでに15カ国でパフォーマンスを行う。歌い手としては日本におけるホーメイの名手として知られる。

5/23(火)ライブ テニスコーツ「無人島で聴きたい音楽」

日程:2017年5月23日(火)
開場:19:00
時間:19:30-21:00
会場:メインギャラリー
入場料:前売り2,000円 当日2,500円
定員:40名
チケットの購入はこちら:http://peatix.com/event/254905

佐藤直樹の展覧会にはかかせない、アコースティクデュオ。自由奔放なさやの歌声と植野隆司の暖かなギターで会場を無人島に変えます。

※展覧会は休場日となります。

【プロフィール】

テニスコーツ
1997年結成。さや(ボーカル/キーボード)、植野隆司(ギター/サックス)を核にした不定形自由形ユニット。
音楽的にはアコースティックな質感を大切にしたポップでメロディアスな歌と音を繰り広げ、カッチリした作りとは対極のゆるさが究極的。

5/27(土)踊る人体ヌードデッサン会 川口隆夫「Slow Body―脳は感覚を持たない」

日程:2017年5月27日(土)
開場:19:30(展覧会18:00閉場)
時間:19:45-20:55(デッサン/70分)21:00-21:30(アフタートーク/30分)
会場:メインギャラリー
入場料:前売り2,500円 当日3,000円
定員:30名
チケットの購入はこちら:http://peatix.com/event/254910

ダンサー/パフォーマーの川口隆夫さんが近年ずっと続けられている『SLOW BODY』を開催します。本当にゆっくりと微細に踊る川口隆夫さんを観客が描くデッサン会です。今回は佐藤さんの絵にちなんで木炭で描くことにしました。

(2017/5/22追記)
本展覧会のサウンドインスタレーションにも音を提供してくださっているククナッケさんが『SLOW BODY』にも参加してくださることになりました。川口さんの踊る人体と共に70分間のサウンドスケープをお楽しみください。

今ほど人体を見つめることが必要なときはない。
ワタシ オドル アナタ カク
穴が開くほど。
目の前の人の体を見て、そこにある感覚を自分の体に直結させる試み。
スケッチブック持参で。
川口隆夫

音:ククナッケ

※木炭はこちらで用意させて頂きますが、スケッチブックはご持参ください。

【プロフィール】

川口隆夫(かわぐち たかお)
ダンサー・パフォーマー。1996年から2008年まで「ダムタイプ」に参加。同時に2000年以降はソロを中心に、演劇・ダンス・映像・美術をまたぎ、舞台パフォーマンスの幅広い可能性を探求、他ジャンルのアーティストとのコラボレーションも多い。近作に『大野一雄について』(2013年、大野一雄フェスティバルで発表して以降、現在世界各地をツアー中)、『TOUCH OF THE OTHER – 他者の手』(2015年ロサンゼルス、2016年東京・スパイラルホール)など。

5/28(日)トークセッション 水沢勉×中村政人×佐藤直樹

日程:2017年5月28日(日)
開場:14:00
時間:14:30-16:00
会場:1F ラウンジ
入場料:前売り1,000円 当日1,500円
定員:40名
チケットの購入はこちら:http://peatix.com/event/254911

佐藤直樹個展のカタログに批評を寄せていただいた神奈川県立近代美術館館長水沢勉さんを交え、佐藤直樹の絵画について美術的な視点で語ります。

【プロフィール】

水沢勉(みずさわ つとむ)
1952年横浜生まれ。1978年慶應義塾大学大学院卒業後、神奈川県立近代美術館に学芸員として採用される。以後、同館学芸員として40年近く美術館活動に関わる。
2008年、第3回横浜トリエンナーレ「タイムクレヴァス」のアーティスティック・ディレクターを務める。2011年、神奈川県立近代美術館館長に任命される。著書に『この終わりのときにも』(1989年、思潮社)、『点在する中心』(共編著、1995年、春秋社)、『美術館は生まれ変わる』(共著、2001年、鹿島出版社)、訳書にジルケ・フォン・ベルスヴォルト=ヴァルラーベ『李禹煥 他者との出会い――作品に見る対峙と共存』(みすず書房、2016年)など。

中村政人(なかむら まさと)
1963年秋田県大館市生まれ。アーティスト。3331 Arts Chiyoda統括ディレクター。東京藝術大学絵画科教授。美術と社会との関わりをテーマにプロジェクトを進める社会派アーティスト。第49回ヴェネツィア・ビエンナーレ(2002年)日本代表。1998年よりアーティストイニシアティブコマンドN主宰。富山県氷見市、秋田県大館市等、地域再生型アート・プロジェクトを多数展開。プロジェクトスペース「KANDADA」(2005~2009)を経て2010年6月よりアーティスト主導、民設民営のアートセンター「アーツ千代田3331」(東京都千代田区/秋葉原)を立ち上げる。著書「美術と教育」等多数。平成22年度芸術選奨受賞。2011年より震災復興支援「わわプロジェクト」、2012年より東京・神田のまちの創造力を高めるプロジェクト「TRANS ARTS TOKYO」を始動。

5/30(火)ライブ 大友良英「2台のギターによるワンマン・アンサンブルズ」

日程:2017年5月30日(火)
開場:19:00
時間:19:30-21:00
会場:メインギャラリー
入場料:前売り2,500円 当日3,000円
定員:45名
チケットの購入はこちら:http://peatix.com/event/254912

【プロフィール】

大友良英(おおとも よしひで)
音楽家 1959年横浜生まれ。実験的な音楽からジャズやポップスの領域までその作風は多種多様、その活動は海外でも大きな注目を集める。また映画やテレビの劇伴作家としても数多くのキャリアを有する。近年は「アンサンブルズ」の名のもと様々な人たちとのコラボレーションを軸に展示作品や特殊形態のコンサートを手がけると同時に、一般参加型のプロジェクトにも力をいれている。震災後は十代を過ごした福島でプロジェクトを立ち上げ、2012年プロジェクトFUKUSHIMA ! の活動で芸術選奨文部科学大臣賞芸術振興部門を受賞。2013年には「あまちゃん」の音楽でレコード大賞作曲賞他数多くの賞を受賞している。2014年国際交流基金とともにアンサンブルズ・アジアを立ち上げ音楽を通じたアジアのネットワーク作りにも奔走中。札幌国際芸術祭2017の芸術監督も務める。著書に『音楽と美術のあいだ』(フィルムアート社)『学校で教えてくれない音楽』(岩波新書)『MUSICS』(岩波書店)、『シャッター商店街と線量計』(青土社)等がある。
http://otomoyoshihide.com

6/1(木)ナイトツアー 山崎阿弥「声が灯す夜のとばり」

日程:2017年6月1日(木)
受付開始:20:00
開場:20:30
時間:20:30-21:30
会場:メインギャラリー
入場料:前売り2,000円 当日2,500円
定員:30名
チケットの購入はこちら:http://peatix.com/event/254914

照明を落とした暗い会場内を、声のアーティスト山崎阿弥さんに導かれて廻るパフォーマンスツアーです。声の小さな灯りに伴われて、夜の森を旅するように佐藤直樹さんの描く世界を一緒に歩いてみませんか。 昼間の展示とは異なる絵の神秘が垣間見えるかもしれません。
なお、この ナイトツアーは言葉で作品を解説するものではありません。薄暗い闇のなか、空間に放たれた声を手掛かりに、耳と目と体を澄ませて、さあ、絵の中へ。ふだんは眠っているあなたの“想像する力”が、あなたの足元を照らすでしょう。
演出:生西康典/照明:小駒豪

※ツアーは40~50分程度を予定しています。
※開場/開演の5分前までに必ず受付を済ませてください。

【プロフィール】


撮影:ナシモトタオ

山崎阿弥(やまさき あみ)
声のアーティスト、映像・造形作家。声で空間の音響的な陰影を感得し、その影や光を引き出す/失わせることを試みる。2017年はACCグランティとしてNYで滞在制作、『精霊の守り人』(NHK)にナレーションと声の出演。近作に「声の徴候|声を 声へ 声の 声と」(京都芸術センター、2016年)。

6/3(土)ライブ 今井和雄×越川T×多田正美(マージナル・コンソート)

日程:2017年6月3日(土)
開場:19:30(展覧会18:00閉場)
時間:19:30-21:30
会場:メインギャラリー
入場料:前売り・当日 2,500円
定員:なし
チケットの購入はこちら:http://peatix.com/event/254916

「音楽にならない音の形」「調和をとらない集団」…「音はあくまで個別に提出されるもので、その重なりから全体が生まれる」という集団即興プロジェクト『マージナル・コンソート』のメンバーである今井さん、越川さん、多田さんが、展示会場内に点在して演奏します。観客は演奏を聴きながら自由に作品を鑑賞することが出来ます。展示照明などはそのままで、ただ、彼ら3人が居て、音を発することによって佐藤さんの絵がどのように姿を変えるのか、そこに興味があります。(企画・生西康典)

【プロフィール】

今井和雄(いまい かずお)
1970年代から即興音楽を中心に活動。1991年ソロによる即興シリーズ「ソロワークス」を開始。1997年集団即興の為のプロジェクト「マージナルコンソート」を企画。2005年フリージャズを目指して「今井和雄トリオ」を結成。その他、即興を中心に国内外で活動している。

越川 T (こしかわ てぃー)
1975年美学校小杉武久音楽教場に参加。ラジオのチューニングノイズを使用したテープ音楽やアナログシンセサイザを製作。その後、ロックバンド、ジャズバンド(ビッグバンド、コンボ)、インド音楽、謡曲、バロック音楽、ダンサーたちとのコラボレーション等でアンサンブルを実践し、現在に至る。

多田正美(ただ まさみ)
1974年~79年即興グループ「GAP」結成活動。1975年美学校小杉武久音楽教場に参加。1978年、同じ樹を同じ時間365日間、365枚撮り続け、22年後の2000年、オランダPennings Galleryにて再プリント初個展。1996年、画廊の中にテントを張って観客が覗く『真面目なサーカス』展、2002年からネパールの古い祭を見はじめ、2006年、現地作家らとライブ・パフォーマンスおよび酒飲む会“Art-Full Nepal”を開催。

6/6(火)パフォーマンス 首くくり栲象×向島ゆり子「奇蹟の園」

日程:2017年6月6日(火)
開場:19:30
時間:20:00-21:00
会場:メインギャラリー
入場料:前売り2,500円 当日3,000円
定員:50名
チケットの購入はこちら:http://peatix.com/event/254918

60年代から活動を続けるアクショニスト首くくり栲象さんが佐藤さんの作品世界を借景し、そこに奇蹟の園を幻想する?

わたしが日々、行為をおこなっている庭劇場の庭は、十坪ほどでしょうか。その庭には椿の大木、カイドウ、ねむの木 、紫陽花、無花果、枇杷の木、白万両、ドクダミなどの草木が季節、季節に花を咲かせ、葉が繁っています。そしてそれら植物の葉の先端に、わたしは身をひたし、身を隠すことを念頭に動いておりますが。すると葉先で呼吸していた葉っぱの息づかいが、わたしの体にも、そのリズムが訪れてくるのです。これは幻想でしょう。しかしこの幻想で、静かに音もなく庭は活気づくのです。わたしはその活気の正体を酸素だと。鼻穴でちょっとずつ吸引し、庭のあちらこちらをみしみしと、じわりじわりと歩いてゆくのです。(首くくり栲象)

演出:生西康典/照明:小駒豪/協力:轟岳(ドゥイ)

※展覧会は休場日となります。

【プロフィール】

首くくり栲象(くびくくり たくぞう)
デパートや肉や魚や八百やで買い物をしたからといって、こと食べることに関して我々は地球人でしょう。二年まえ二週間入院し、退院の昼下がり家路へ向かうやや下り坂、不用意に踏み出した一歩、横切ろうとしたイモリを踏み潰した。途端。烏が雄叫びを挙げ、私の頭上スレスレを羽ばたき飛び去った。人間が喰うか喰われるかの戦いを野獣と殺っていた頃。意識しようがすまいが我々は真芯で地球人であった。首くくり栲象。A.D.1947年生まれ。
http://ranrantsushin.com/kubikukuri/index-1.htm

向島ゆり子(むこうじま ゆりこ)
ヴァイオリン・ビオラ・アコーディオン・作編曲・・・たまに歌。ジャンルを問わない様々なセッションや、スタジオワーク、舞踏や芝居や映像の音楽、数多くの歌手のサポート、プロデュースも手がける。トリスタン・ホンジンガーらとの「JUST OFF」、女ばかりのビッグバンド「パンチの効いたオウケストラ」等のメンバー。
http://mukoujimayuriko.wixsite.com/info

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